千葉県の矯正歯科|タカハシ矯正歯科

外科的矯正歯科治療の進歩

外科的矯正歯科治療の進歩
外科的矯正歯科治療の進歩


1960 年代、日本での顎変形症に対する治療は、矯正歯科治療と外科治療がそれぞれ単独に行われてきました。
つまり、矯正歯科治療においては歯牙移動だけによる治療が行われ、口腔外科領域では顎骨の移動は行っても歯牙移動は行われませんでした。
言うまでもなく,矯正歯科治療単独では治療の限界があり,また,外科的な顎移動単独では良好な咬合を獲得することはできません。
1970年代に入り矯正歯科治療と外科的顎移動の概念を合わせた治療が取り入れられ、まず矯正歯科による術前矯正で上下顎の歯列の不正の改善を図り、その後、下顎に対しては、下顎枝矢状分割法、上顎に対するルフォーI 型(Le Fort I)などの手術により顎移動を行い、最後に術後矯正歯科治療により最終的な咬合を得るという治療ステップが確立されました。
近年は、成長量の少ない骨を延長する方法も用いられるようになりました。
この骨延長術は、麻酔下において人工的に顎骨を一部離断し、その部分が治癒する過程で生じる未成熟な骨を術後にゆっくりと牽引することで骨を延長する治療法です。
ネジ式の装置を取り付け、数ヵ月の間に徐々に骨の長さを増して行きます。
これにより、従来の外科的矯正歯科治療では治療が困難とされていた顎奇形など、骨が極端に短い症例に対しても、より良好な治療結果を得られるようになりました。
このように、口腔外科、矯正歯科ともに技術的に進歩し、外科的矯正歯科治療が頻繁に行われるようになりました。
平成8年4月からは、諸条件を満たしていれば認定(現在は顎口腔機能診断施設)を受け、保険診療として治療することが可能となっています。
(当院は顎口腔機能診断施設の認定を受けております)

外科的治療と矯正歯科単独治療の限界と対応


下顎前突の治療は、矯正歯科治療の先進国である米国では症例数が僅かであり、日本で発展した技術と言っても過言ではありません。
このように、日本人に多く見られる下顎前突は,先人たちの努力により、様々な研究、工夫がなされ、現在ではどのような反対咬合でも治療が可能になったと言えます。
技術進歩が矯正歯科単独治療、外科的矯正歯科治療の双方に認められたため、骨格的な不正を持つ患者に対しての治療方法は、外科か非外科か、どちらの方法がよいとは一概に判断することはできず,個々の患者において毎回検討を重ねています。
その際大切なことは、患者さんの訴える治療目的に対し、どちらの方法がよりふさわしいかを、まずガイド役である矯正歯科医が判断し、患者に治療方法による違いをわかりやすく説明することです。
一例として、オトガイの突出を主訴に来院した、下顎前突患者に対し歯科医が被蓋の改善を行い良好な咬合を得たとしても、オトガイの突出が残れば患者は治療結果に満足しないことも予測されます。
逆に、いくら良好な咬合、側貌観の改善を果たせるとしても患者が外科的矯正歯科治療を希望しないのであれば、そのような方法を極力避け対応する技術が必要となります。
このように、治療方針としてどちらでも成り立つ場合は、方法論や、期間、費用、諸問題等について明確に説明し、最後は患者さんの意思により治療方針を決定することが適切な対応と言えるのではないでしょうか。
当院の矯正治療対応範囲
・矯正歯科
・歯列矯正
・成人矯正
・小児矯正
・非抜歯矯正
・外科的矯正歯科治療
・外科矯正
・矯正専門
・ムーシールド
・舌側矯正
・クリアアライナー